1950年パンヘッドFL「いつでも純正に戻せる」カスタムと旧車の洗礼
元はフルオリジナルに近いスタイルで所有していました。 しかし、当時のオリジナルスタイルは車体が重く、取り回しにやや苦労する面がありました。
「見た目、扱い易さと走る楽しさ」を両立させるためカスタムを進めています。
フェンダーレス&ボバースタイル化: 重厚な前後フェンダーを外し、ボバースタイルへ。
シートの変更: ダブルシートからシングルシートへ換装。
リアフェンダーのワンオフ制作: 純正のリアフェンダーを取り外し、車体ラインに合わせたワンオフフェンダーを新たに制作中。
足回りの見直し: 純正の16インチタイヤから18インチへ変更し、より扱い易いハンドリングと軽快な走りを追求。
最も大切にしているコンセプトは、「いつでも完璧にオリジナルスタイルに戻せる不可逆なカスタムに留める」ということです。
ヴィンテージとしての歴史的価値・オリジナル性を損なう切削や加工は行わず、パーツの換装のみで現代の扱い易さを引き出し、必要があれば即座にオリジナル復元ができる状態で運用・管理しています。
避けては通れない「旧車の洗礼」とトラブルの記憶
70年以上前の車両を常に走れる状態で維持するのは、一筋縄ではいきません。これまでに何度も「洗礼」を受けてきました。
電気系のトラブル: イグニッションの突然の不具合と交換。
キャブレターの不機嫌: キャブレター内部のフロート不具合による燃料トラブル。
点火時期の原点回帰: オートアドバンスから、あえて信頼性の高い手動進角へ戻すセッティング。
ドナドナ(レッカー移動): 出先でのトラブルにより、これまでに累計2回のレッカー搬送を経験。
止まるたびに構造を学び、一つひとつパーツを新品や最適な部品へアップデートしていく。この一見手間に思えるプロセスこそが、旧車のコンディションを本当の意味で深く理解し、車両の価値を高めていく重要なステップでもあります。
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