大黒ふ頭と、コブラのV8が吐き出す熱風
早起きをして、コブラをガレージから引っ張り出し、大黒ふ頭までサクッと走らせてきました。
夏の朝、まだ気温が上がりきる前のわずかな時間。
この短いタイムリミットの中なら、ぎりぎりフルオープンでも快適に風を切ることができます。
というか、コブラは屋根がないので、強制的にオープンで走るしかないのですが。
快適に風を浴びているかと思えば、
コブラに積まれた5,000ccのV8エンジンから発せられる強烈な熱風が容赦なく足元へ押し寄せてきて、上半身の涼しい朝風と足元の熱気という、コブラならではのダイレクトな熱量を全身で浴びることになります。
今の車のように電子制御が一切ないので、100キロだすのもコワイ。
トラクションコントロールもABSもない鉄とエンジンの塊。そのぶん、路面の状態やエンジンの鼓動、走っている感じはダイレクトに感じることができ、アドレナリンがじわじわと湧き上がってきます。
思えば、過去にもオープンカー(屋根が開く車)はいくつか乗り継いできました。
BMW Z3、アルファロメオ スパイダー、ポルシェ 911タルガ4GTSポルシェ、 911カレラ /、
どれも素晴らしい車たちでしたが、実はこれまで「屋根を開けて走る」ということは、ほとんどありませんでした。現代の車はあまりにも快適で洗練されすぎていて、どこか「閉めてエアコンを効かせて走るほうがスマート」だと感じていたのかもしれません。
しかし、屋根すらないこのコブラは違います。
野性味あふれるV8サウンド、逃げ場のない熱気、そして電子制御ゼロの緊張感。
否応なしにオープンで風と熱を感じながら走らされる圧倒的な割り切りと存在感が、僕を早朝の大黒へと向かわせます。
朝の冷たい空気と、足元のV8の熱風。
このアンバランスさと生々しいダイレクト感を全身で楽しむことこそ、ガレージライフの最高の贅沢ですね。
やっぱり、バイクもクルマも「剥き出しの機械」を感じられるのがよいですね。
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